料金・見積もりの考え方
Webサイトの見積金額は、ページ数やデザイン枚数だけでは決まりません。調査、企画、情報設計、原稿、CMS、システム、品質管理、公開後の運用など、成果に必要な責任範囲によって変わります。
安く見せるために必要工程を省かず、不要な機能を増やして高くもしません。目的達成に必要な範囲を説明し、工程と成果物が分かる見積もりを作成します。
同じ「ホームページ制作」でも金額が異なる理由
10ページのサイトであっても、支給原稿をテンプレートへ流し込む制作と、市場調査、顧客分析、USP整理、サイトマップ、原稿企画、CMS設計、公開後の計測まで行う制作では、提供内容が異なります。
見積金額を比較するときは、総額だけでなく、何を調査し、誰が原稿を作り、どこまでを設計し、公開後に誰が責任を持つのかを確認する必要があります。
見積もりを構成する主な要素
調査・戦略
事業、競合、閲覧者、既存サイト、検索行動の分析。
企画・情報設計
目的整理、USP、サイトマップ、導線、コンテンツ企画。
原稿・編集
取材、執筆、既存資料の再構成、法的・専門的確認。
デザイン
ブランド、UI、スマートフォン、アクセシビリティ対応。
CMS・開発
更新機能、フォーム、会員、EC、データベース、外部連携。
品質管理・公開
表示確認、速度、セキュリティ、計測、構造化データ、移行。
運用・改善
保守、更新、解析、コンテンツ追加、改善提案。
ページ単価だけで算出しない理由
重要な1ページには、複数ページ以上の調査と設計が必要なことがあります。反対に、共通形式で展開できるページは、効率的に制作できます。
そのため、ページ数は見積要素の一つですが、ページごとの役割、情報量、独自性、CMS化、確認負担を含めて算出します。
企画費を制作費から分ける場合
事業モデルや要件が固まっていないシステム、EC、ポータル、業務サービスでは、最初から正確な開発見積もりを出せません。
その場合は、調査、要件整理、収益構造、業務フロー、必要機能、責任範囲を整理する企画工程を先に契約し、その成果物をもとに開発範囲と費用を算出します。
マイルストーン型の支払い
着手時
調査、企画、設計体制を確保し、プロジェクトを開始します。
中間フェーズ
企画・設計または契約で定めた中間成果物の完了時。
最終フェーズ
実装・公開準備など、契約で定めた最終工程時。
具体的な支払日と成果物は、案件期間に合わせて見積書と契約書で定めます。顧客からの資料提供や確認が遅れた場合でも、完了済み工程の対価が不確定にならないよう、納品日だけに連動させない設計とします。
追加費用が発生する主な場合
- 承認済みの企画、サイトマップ、デザインを後工程で全面変更する場合
- 契約範囲外のページ、機能、原稿、外部連携を追加する場合
- 提供資料の不足により、新たな調査、取材、制作が必要になる場合
- 外部サービスの仕様変更や、当初確認できなかった技術条件が生じた場合
追加作業が必要な場合は、作業前に内容、金額、スケジュールへの影響を説明します。
安価な制作との違い
テンプレートを使い、原稿と画像を支給し、短期間で公開する制作が適する案件もあります。アンドワンが提供するのは、調査、判断、企画、技術実装までを必要とする案件です。
どちらが優れているかではなく、目的に必要な範囲が異なります。案内だけのサイトに過剰な企画費をかける必要はなく、成果を求めるサイトで企画を省くべきでもありません。
見積もり依頼時に必要な情報
事業目的
Webサイトで何を変えたいか。
現在の課題
問い合わせ、採用、更新、システムなどの問題。
必要な範囲
企画、原稿、撮影、CMS、運用をどこまで依頼するか。
予算・時期
優先順位と実現方法を判断するための条件。
関連ページ
何を作るかではなく、
何を変えたいかからご相談ください。
問い合わせ、採用、ブランド、業務改善など、実現したい事業目的から整理します。