問い合わせが来ないとき、多くの企業は「アクセス数が少ないのではないか」「デザインが古いのではないか」と考えがちです。もちろんそれも要因になることはあります。
ただ実際には、問い合わせが来ないホームページには、もっと基本的で構造的な問題が隠れていることが少なくありません。ここでは、企業サイトで特に多い5つの原因を整理します。
CONTENTS
1.何の会社かがすぐに伝わらない
企業サイトで最初に重要なのは、「この会社は何をしている会社なのか」が一目で分かることです。
ところが実際には、抽象的なキャッチコピーだけが並び、具体的な事業内容や提供価値が分かりにくいサイトが少なくありません。
ユーザーは数秒で判断します。何の会社かが分からなければ、そこで離脱してしまいます。
2.誰に向けたサイトかが曖昧
問い合わせが来ないサイトの多くは、「誰に向けているのか」が曖昧です。
たとえば、経営者向けなのか、現場担当者向けなのか、BtoB企業向けなのか、一般消費者向けなのかがはっきりしないと、読み手は自分向けのサイトだと感じにくくなります。
対象を広く取りすぎると、結果として誰にも刺さらないサイトになります。
POINT
問い合わせが来ない原因は、集客以前に「伝わり方」の問題であることが多いです。
まず見直すべきなのは、見た目ではなく、何の会社で、誰に向けて、何を提供しているかがきちんと伝わっているかどうかです。
3.サービス説明が抽象的すぎる
「高品質」「柔軟対応」「ワンストップ」など、よく使われる表現だけでは差別化になりません。
ユーザーが知りたいのは、自社の課題に対して何をしてくれるのか、どのような成果につながるのかです。
抽象的な表現が多いと、結局何が強みなのか分からず、問い合わせの動機が生まれにくくなります。
4.問い合わせ導線が弱い
サイトを読んで納得しても、次に何をすればよいのかが分からなければ、そのまま離脱されてしまいます。
CTAボタンの位置、問い合わせのタイミング、資料請求や相談への自然な流れなどが整理されていないと、読み手の興味が行動につながりません。
導線は「最後に問い合わせボタンを置く」だけでは不十分で、理解の段階に合わせて設計する必要があります。
5.ページ同士がつながっていない
ホームページは、トップページだけで成果が出るものではありません。会社情報、サービスページ、事例、コラム、問い合わせページが一つの流れになっている必要があります。
ところが、ページごとに役割が整理されておらず、情報が断片的だと、読み手は理解を深められません。
問い合わせは、複数ページを通じて信頼と納得が積み上がった結果として起こります。つまり、サイト全体の構造設計が重要です。
SUMMARY
6.まとめ
問い合わせが来ないホームページには、「何の会社かが分からない」「誰向けかが曖昧」「サービス説明が抽象的」「導線が弱い」「ページ同士がつながっていない」という代表的な原因があります。
これらはデザインの問題というより、情報設計と構造の問題です。
そのため、問い合わせを増やすためには、見た目のリニューアルより先に、サイト全体の役割分担と導線設計を見直すことが重要です。
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